【個展の記録】ちいさな絵とMotteさんの額縁のこと

写真左の、女の子3人を描いた小さな絵たちは、それぞれ小さな額に入れました。
この額たちは、調布市仙川にある Motte (モッテ) という額縁やさんによるものです。
ときどき鉛筆や絵の具を買いに行っては、おみせのあちらこちらに飾られたり掛けられたりした色とりどりの額を見て、いつかここで額をつくっていただきたいなあと思っていました。
というわけで今回、3つの絵を小さな額に入れて飾ったらすてきだろうなと思って、小さな薄い絵を持って、どきどきと Motte に行ったわけです。


これは、フレームの色を白とこげ茶の2色選んで作ってもらいました。
この写真では、白が上下にきていますが、こげ茶を上下にもできるように金具を2パターンつけてもらっています。
太めのフレームです。

 


これは、4色を使った額。黄色がかったトーンで、カラフルだけど懐かしくてやさしい感じのフレームです。

 

これも4色の額。まんなかに向かって、すこし傾斜のあるフレームです。女の子のタイツと左のフレームの色がおそろい。

 

そして楽しくなってきて、きのこの絵にもこれまた小さな額をお願いしました。

これは四辺とも全部同じ色にしました。ひとつのフレームに、外側のオリーブグリーンや内側の金色が一体化しています。

 

わたしは四角が好き病(封筒、切手、箱など)を長いことわずらっているので、額を注文するさいのこの気持ちの高揚(と、きりのなさ)は、額もまた四角好き病の立派な範疇であるということの体からの申告でありましょう。そして今回の個展では、四角好き仲間かどうかはわかりませんが、この小さな額たちに目を留めてたのしんでくださっている方が多く、なかば舞い上がりかけながら選んだ身として、とても幸福でした。

 

仙川のMotte (モッテ) さんはこんな風なお店です。

これが額縁のもととなる、木のフレームたち。溝があるの、つるつるしたの、虫食い風の、ゴージャスなの・・・いろいろあります。
同じシリーズでいろんな色があったり、幅のちがいがあったりもします。

 

店内にたくさん飾ってある額縁を見たり、実際に絵に当ててみたりして、できあがりのイメージをふくらませていきます。

 

このカウンターで、ご主人は日々額を制作されたり、お客さんの相談に乗ったりしておられます。

興味のある方、絵を額装してみたいなという方は、是非一度訪れてみてくださいね。

 

Motte (モッテ)

調布市仙川町1-9-61 伊藤ビル1階 *京王線仙川駅から3分くらい

定休日:日曜日

電話:03-3300-8287

営業時間 : 10時~19時