かつて、出来たばかりの東京ミッドタウンを興味本位でぶらぶらしていたとき、DEAN&DELUCAに黒い蓋の瓶入りで並んでいたのを見つけたのが、papabubbleの飴との出会いでした。ただこのときのわたしは、思い起こす限り、中身の飴というよりもその小さな瓶に80%惹かれており、現在その小さな瓶は古切手入れとなっています。

つい最近WECKの瓶に移し替えた飴は、先日福岡の地下街で購入したもので、こうして瓶に入れて、何も口へ運ぶ直前に指先をしみじみ見つめなくとも、瓶を持ち上げたり回転させたりして、中身のそれぞれの小さなかわいらしさを堪能できるっていうのは本当に幸せなことです。特に好きなのは、キウイとぶどうのデザイン。こんなに小さいのに、ひとつひとつ、サイドがしましまだったり、葉っぱだけきちんと緑色だったり、見ていてハッとする仕掛けが凝らされていて、うれしい飴です。作っているところを見に行きたいな。

以前はこの瓶にきび砂糖を入れていました。きび砂糖のやさしい砂のような浅い茶色は、とっても好きな色です。

この瓶は買って10年になります。最初に何を入れようと思って買ったものかはちっとも思い出せないのですが、結構長いつき合いです。選択肢や決断を前にして、何のために・・・というようなことをあらかじめじっくり考えるのが苦手(明言していいものか)なのですけれど、瓶に関していえば、フィーリングを大切にしてなにも問題はないように思います。


Written by mariko