今日もどこかで アーカイヴくん 25 大みそか、あと6時間くらいで今年も終わってしまうという時刻、お花屋さんをのぞくとかわいらしいピンク色のチューリップが並んでいた。 一本買いますと言ったら、小さな声で「これで一本分ね」と言って二本を包んでくださった。 帰る道すがら、それはそれはほんとうにうれしかった。 おむすびクラブ 2016年1月号 ASA仙川 発行