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ひたすらに捺す日

  風邪をひいて、何をしてもうしろむきで坂をのぼっているような日曜日、ひたすらはんこを捺していた。 引き出しのなかから食べかけの(四角い)ピザのような消しごむはんこのおおもとを引っぱり出して、 カッターで、四角… Read more »

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tobo bag-当房優子さんのバッグ-

  渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにラファエル前派展を観に行ったさい、いつものようにきょろきょろふらふらしていましたところ、地下へのエスカレーターの途中で、ザ・ミュージアムの反対側にあるナディッフモ… Read more »

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歩く木々

  道を歩いているとときどき、木の枝に鍵がぶらさがっている。または、紐つきのぬいぐるみがぶらさがっていたり、枝の先端が紺色の手袋をひとつつけていたりする。 その通りで落し物を見つけた人が、それがこれから踏まれず… Read more »

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百年で出会った二冊の本のこと

この絵は、吉祥寺にある古本屋さん「百年」の入り口です。階段を上がって2階にあり、この絵を描いているときに、入り口が二重扉になっていることに気がついて、あたらめて己の瞳の「何もろくに見ていなさ」加減に驚きました。わたしは注… Read more »

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<今日の瓶たちvol.3>さざんかと醤油さし

ある昼下がりの帰り道、庭木を剪定中のおうちがあり、道にやまのようなみどりいろが溶けた雪だるまのようにもりあがっていた。キューピー人形の頭みたいなつぼみのついたさざんかの枝である。塀のむこうでは、ちょきんちょきんの音。すこ… Read more »

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<今日の瓶たちvol.2>旅先で出会った瓶

先日高松に行ってきました。わたしにしてはめずらしく明確な目的があり、香川県立ミュージアムで『近藤善文展』を観るためです。 なんの予定もなければさしてそわそわしないものを、ひとつ明確な目的がポン!とあるだけで、なんだかほか… Read more »

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<今日の瓶たちvol.1>WECKの瓶と飴たち

かつて、出来たばかりの東京ミッドタウンを興味本位でぶらぶらしていたとき、DEAN&DELUCAに黒い蓋の瓶入りで並んでいたのを見つけたのが、papabubbleの飴との出会いでした。ただこのときのわたしは、思い起… Read more »

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はじめまして、エリーザベトさん

小学生のころから現在に至るまで、漠然と、王室というものに関心がある。 宇宙に関心があったり、虫に関心があったり、インテリアに関心があったりする人があるように、 わたしは王室というものに関心があるようである。ようである、と… Read more »

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王様でもないのに。    

 2013-07-12  テレビを観るともなくつけていたら、その30分くらいのあいだ、テレビのなかの大人たちは、おおむね「暑い」と言い続けていた。日本全国の暑い場所ランキングが発表され、そのうち一番暑いところに住んでいる… Read more »