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【イタリアのノート】大きなものと小さなものと

さすが屋根がないだけのことはあり、コロッセオのなかも外と同じくよい天気であった。 雨や風や空気と2000年の間触れ合ってまるみを帯びたコンクリートの風合いは、小さかったころにとてもなじみのあった低い塀の表面によく似ていた… Read more »

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【イタリアのノート】コロッセオに入るまでのはなし

タクシーを降りて少し歩くとコロッセオが見えた。 タクシーに乗ってコロッセオに行きたいと伝えてコロッセオ付近に連れて行ってもらったにもかかわらず、じぶんの目にコロッセオが見えていることが信じられない。よい香りに咲きほこる花… Read more »

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【イタリアのノート】カフェ・グレコ

いつものことで特になにも考えていなかったうえに、ローマについてほとんどなにも知らなかったために、着いてからが大変であった。いざ着いてみて、うそみたいに背の高い木々に囲まれた道路を走るタクシーの窓から、あ、遺跡だ、あれも遺… Read more »

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<今日の瓶たちvol.3>さざんかと醤油さし

ある昼下がりの帰り道、庭木を剪定中のおうちがあり、道にやまのようなみどりいろが溶けた雪だるまのようにもりあがっていた。キューピー人形の頭みたいなつぼみのついたさざんかの枝である。塀のむこうでは、ちょきんちょきんの音。すこ… Read more »

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<今日の瓶たちvol.4>バルテュスの泥絵具

2014年に東京都美術館でひらかれた『バルテュス展』のお土産、泥絵の具です。 瓶の底からコルクのふたのてっぺんまで入れると約5センチメートル。プラスティック製の瓶です。未開封。 ほかにも朱色やウルトラマリンや黄土色が並ん… Read more »

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【イタリアのノート】ヴェネツィアの雨と海の色

ヴェネツィアに着いて2日目、歩いてサン・マルコ広場へ行く。 サン・マルコ広場はだだっ広く、人がつくったとは到底思えない同じ形の窓や柱が無限に繰り返されるようにくっついた建物群にぐるり囲まれ、鳩がたくさんおり、そして何にも… Read more »

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<今日の瓶たちvol.2>旅先で出会った瓶

先日高松に行ってきました。わたしにしてはめずらしく明確な目的があり、香川県立ミュージアムで『近藤善文展』を観るためです。 なんの予定もなければさしてそわそわしないものを、ひとつ明確な目的がポン!とあるだけで、なんだかほか… Read more »

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<今日の瓶たちvol.1>WECKの瓶と飴たち

かつて、出来たばかりの東京ミッドタウンを興味本位でぶらぶらしていたとき、DEAN&DELUCAに黒い蓋の瓶入りで並んでいたのを見つけたのが、papabubbleの飴との出会いでした。ただこのときのわたしは、思い起… Read more »

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【イタリアのノート】列車に乗って、珈琲飲んで

高速列車に乗ってローマからフィレンツェに向かった。 なお、向かった、と書いているが、おおむねただ座っていただけである。指定の席は、進行方向に背中を向ける席であった。列車が走りはじめて5分くらいは、「進行方向に背中を向ける… Read more »