その村では、子どもたちは、まず、じぶんと話すことをまなびます(まあ、知っているんだけど)。
朝、人びとはそれぞれに、じぶんにあいさつをし、今の気分をたずね、今日のプラン(あれば)を確認しあいます。
おはよう
よく眠れた?
頭は痛くない?
“ひとりごと” を言っている人たちばかりですから、だれもじろじろ見たりしません。
おなかもすいているけど、まず海に行こう
という話になれば、そうします。
だれかと朝ごはんをたべたいな
と思ったら、出かけてみます。
風がきもちいいなあ
というときは、ゆっくり歩きます。